J_Uの日記

芸術とその価値観などについてです。

マインドセットからわかる人の特徴とその行く末…

前回からのマインドセットについての続編です。

 

気になる方はこちらからどうぞ。

たった今、この瞬間から!あなたの人生を大きく変えるマインドセット - J_Uの日記

 

続編、マインドセットを変えるには? - J_Uの日記

 

マインドセットが科学的現実である理由 - J_Uの日記

 

 

さて、このマインドセット

実際の人物で、それぞれ2つの信念で、生き方にどんな違いがあるか?

その人生において、どのような、結果をもたらすのかを見ていきましょう。

 

みなさん、よく出てくる会話のパターンでこんなのがあると思います。

 

好きなタイプは?

もしくは、人生におけるパートナーの条件とは?

 

若い人たちに尋ねたところ、こういう答えが返ってきました。

 

硬直マインドセットの人

・自分をあがめてくれる人。

・自分は完璧だと感じさせてくれる人。

・自分を尊敬してくれる人。

 

しなやかマインドセットの人

・こちらの欠点をよくわかっていて、その克服に取り組む手助けをしてくれる人。

・もっと優れた人になろうとする意欲をかきたててくれる人。

・新しいことを学ぶように励ましてくれる人。

 

 

ご結婚されている方で、下のような例が思い当たるでしょうか?

 

二人の生活が始まってから、片方が、

”もう少し、努力してみようよ”とか、

”決める前に相談してほしいな”など言うと、片方はがっくり落ち込む。

もしくは、怒る。機嫌が悪くなり、そこから衝突が始まる。

 

CEO病

 

周囲からあがめられて、完璧な人間と思われたがる。

CEOとは最高責任者のことで、CEO病と呼ばれるものがあります。

 

クライスラー社のトップとして成功した リー・アイアコッカ

1980年代に彼が成功したとたん、硬直マインドの4歳児に成り下がった。

 

目先を少し変えただけの同じ型の車ばかり作り続けたのである。

そんな車はもうだれも買いたがらなかった。

 

その間、日本の自動車メーカー各社は

外観デザイン、走行性能の徹底的な見直しをはかっていた。

 

あっという間に、日本車に市場を席巻されてしまう。

 

 

しなやかマインドセットのCEO

 

IBM社を窮地から救うために呼び寄せられた

ルー・ガースナーは、しなやかマインドセットの持ち主だった。

 

IBMの企業文化や方針を徹底的に改めるという、とてつもない課題に着手したとたんに、株価が低迷。

 

彼はウォール街の冷笑を浴び、さんざん失敗者呼ばわりされた。

 

しかし、それから数年後、IBMはふたたび業界トップに返り咲いた。

 

 

スポーツ界の硬直マインドセット

 

成長よりも、成功することを選ぶのは、

自分は特別だということ、人よりも優れているということを証明したい。

 

テニスのジョン・マッケンローは硬直マインドセットの持ち主だった。

才能が全てだと思っており、学ぶことが嫌いだった。

 

逆境を糧にして奮起するのではなく、

上手くいかなくなるとすぐに酒に逃げ込んだ。

とはいえ、並外れた素質の持ち主だったので、

4年間、テニス界の世界ナンバーワンの座にとどまり続けた。

 

試合中、手の汗を吸収するためにおがくずを使っていた。

それが気に入らなかったとき、彼はそれが入っている缶をラケットでひっくり返した。

 

エージェントのゲーリーが驚いて駆け寄ってきた。

 

”注文したのは君だろ!”

”おがくずが細かすぎる!ちゃんとしたのを持ってこい!”と怒鳴りつけた。

 

ゲーリーは飛び出して、20分後に新しい缶を持って戻ってきた。

ポケットからは20ドル(約2000円)が減っていた。

 

また、接待してくれた品位ある日本人女性に難癖をつけたこともある。

 

すべて自分を中心にまわっている。

 

成功している人間は人よりも優れている。だから、人をこき使おうが、

ひれ伏させてもかまわない。

 

これが硬直マインドセットの世界。

 

 

スポーツ界のしなやかマインドセット

 

マイケル・ジョーダン

 

ご存知の超一流選手。

彼がバスケットボールに復帰するという噂が起きたとき、彼はこう言った。

 

”試合に復帰するくらいでこんなに騒がれるなんて…。

カルトの教祖かなにかみたいに持ち上げられて恥ずかしくてたまらない。

 ごく、普通の人間なのに。”

 

ジョーダンは自分が努力によって能力を伸ばしてきた人間であることを知っていた。

 

苦労を重ねて成長をとげてきた人であり、生まれながらに秀でた人間ではなかった。

 

 

 

硬直マインドセットの人は失敗を何かのせいにする。

 

しなやかマインドセットの人は失敗を教訓にし、そこから学び取る

 

 

潜在能力

 

私たちが持つ潜在能力や可能性、それから将来どうなるかということまで、

テストでわかるだろうか?

 

 

硬直マインドセットの人はYesと答えるだろう。

潜在的な可能性も、今の時点でわかると思っている人は少なくない。

 

しかし、今の時代、

大きなことを成し遂げた人の多くは、その道の専門家からまったく見込みがない

と思われていた人々である。

 

ジャクソン・ポロック、マルセル・プリースト、エルヴィス・プレスリー

レイ・チャールズチャールズ・ダーウィン

 

みな、潜在能力など皆無に等しいと思われていた。

 

 

しなやかマインドセットの人は潜在能力が開花するには時間がかかることを知っている。

 

 

長くなってきたので、

次回もさらにこの2つの違いについて深く語っていきたいと思います。