自分自身のタイプを知ることで目標を達成する 後編
前回の記事を参考に、自分のタイプを当てはめてみてください。
下から見れます。
1.中二病
証明マインドセット
獲得フォーカス
自信はなく不安定
いつも引っ込み思案で、憂鬱な雰囲気。
努力せず、最小の投資で、最大の結果を求める。
あれが苦手、これができない、が口癖で自信がない。
言い訳が多く、プライドが高い。
たまにやる気を見せるが、すぐにしぼむ。
結果:破滅的です。
治療法:
・成長マインドに変える。
・努力することは自分自身を成長させることで、
それこそが成功なのだという思想に変える。
・仕事をする際、小さな目標から始め、それを達成することを覚えさせる。
・達成することで何が得られるかを明確にし、それをモチベーションにする。
・獲得フォーカスは、賞賛を浴びると、やる気が出るタイプです。
・よく褒めて、楽天的な環境を作る。
・目標をはっきりと持つ。
・アイデアを自由に出させる。
・迅速にゴールにたどり着くようにする。
(例えば、長期的なゴールの場合、小さなゴールに細分化し、モチベーションを維持)
・目標、ゴールを達成した後のイメージを描く。
(何が得られて、何をもたらすか)
・決断するときは、プラス面を考える。
2.うざいやつ
証明マインドセット
獲得フォーカス
自信はある。
自慢が多く、いつも注目されていたい。
批判を聞く耳を持たず、失敗を隠す。
全てに飛びつき、向こう見ず。
仲間といつも競い合っている。
結果:問題あり。
治療法:
・成長マインドに変える。
・努力することは自分自身を成長させることで、
それこそが成功なのだという思想に変える。
・獲得フォーカスは、賞賛を浴びると、やる気が出るタイプです。
・よく褒めて、楽天的な環境を作る。
・目標をはっきりと持つ。
・アイデアを自由に出させる。
・迅速にゴールにたどり着くようにする。
(例えば、長期的なゴールの場合、小さなゴールに細分化し、モチベーションを維持)
・目標、ゴールを達成した後のイメージを描く。
(何が得られて、何をもたらすか)
・決断するときは、プラス面を考える。
3.臆病者
証明マインドセット
回避フォーカス
自信はなく不安定
周囲と壁を作り、いつも不安に駆られている。
プレッシャーに押しつぶされそうになり、不測の事態に弱い。
新しいことには拒絶反応を示す。
自分を守ろうとする意識が強い。
ミスを犯すのを何より恐れている。
結果:破滅的です。
治療法:
・成長マインドに変える。
・努力することは自分自身を成長させることで、
それこそが成功なのだという思想に変える。
・仕事をする際、小さな目標から始め、それを達成することを覚えさせる。
・達成することで何が得られるかを明確にし、それをモチベーションにする。
・回避フォーカスは、スロースターターだが、やることはしっかりしている。
大げさな励ましをせず、うまくいかないときは、それをただそのまま伝えるだけで
いい。
・何を得るかより、何を避けるべきかはっきりさせる。
・分析し、評価をしてもらう。
・じっくり仕事に取り組めるようにする。
・具体的な指示を与える。
・決断の際にはマイナス面を重視させる。
4.退屈な人
証明マインドセット
回避フォーカス
自信はある。
静かな自信を持ち、いつも注意深い。
自分の得意なコトしかやらない。
変化には強く抵抗する。
ミスを犯すことをとても気にしている。
物事のやり方には非常に頑固。
結果:問題あり。
治療法:
・成長マインドに変える。
・努力することは自分自身を成長させることで、
それこそが成功なのだという思想に変える。
・回避フォーカスは、スロースターターだが、やることはしっかりしている。
大げさな励ましをせず、うまくいかないときは、それをただそのまま伝えるだけで
いい。
・何を得るかより、何を避けるべきかはっきりさせる。
・分析し、評価をしてもらう。
・じっくり仕事に取り組めるようにする。
・具体的な指示を与える。
・決断の際にはマイナス面を重視させる。
5.やる気の空回り
成長マインドセット
獲得フォーカス
自信なし。
意欲に満ちている。
遂行能力は低いが、学びたいという情熱はある。
楽天的で自分には成功する能力はあると思っている。
多くの事を引き受けすぎる。
認められることで伸びる。
困難に建設的に対処。
結果:問題あり。
治療法:
・仕事をする際、小さな目標から始め、それを達成することを覚えさせる。
・達成することで何が得られるかを明確にし、それをモチベーションにする。
・獲得フォーカスは、賞賛を浴びると、やる気が出るタイプです。
・よく褒めて、楽天的な環境を作る。
・目標をはっきりと持つ。
・アイデアを自由に出させる。
・迅速にゴールにたどり着くようにする。
(例えば、長期的なゴールの場合、小さなゴールに細分化し、モチベーションを維持)
・目標、ゴールを達成した後のイメージを描く。
(何が得られて、何をもたらすか)
・決断するときは、プラス面を考える。
6.まじめな見習い
成長マインドセット
回避フォーカス
自信なし。
自分の美学を持ち、やるべきことに集中する。
今は遂行能力に欠けているが、学んで熟達する覚悟がある。
守ることを考えるNegative Thinker.
学ぶのは得意だが、行動に移すのは苦手。
誠意のあるフィードバックにより伸びる。
困難に建設的。
結果:問題あり。
治療法:
・スキルを身に付け、自信をつける。
・回避フォーカスは、スロースターターだが、やることはしっかりしている。
大げさな励ましをせず、うまくいかないときは、それをただそのまま伝えるだけで
いい。
・何を得るかより、何を避けるべきかはっきりさせる。
・分析し、評価をしてもらう。
・じっくり仕事に取り組めるようにする。
・具体的な指示を与える。
・決断の際にはマイナス面を重視させる。
7.新星
成長マインドセット
獲得フォーカス
自信あり。
エネルギッシュで楽天的。
壁にぶつかるほど力が湧き出る。
アイデアの宝庫であり、革新的。
取るべきリスクを恐れない。
結果:最高の仕事人
治療法:
・獲得フォーカスは、賞賛を浴びると、やる気が出るタイプです。
・よく褒めて、楽天的な環境を作る。
・目標をはっきりと持つ。
・アイデアを自由に出させる。
・迅速にゴールにたどり着くようにする。
(例えば、長期的なゴールの場合、小さなゴールに細分化し、モチベーションを維持)
・目標、ゴールを達成した後のイメージを描く。
(何が得られて、何をもたらすか)
・決断するときは、プラス面を考える。
8.熟練の匠
成長マインドセット
回避フォーカス
自信あり。
責任感が強く信頼できる。いてほしいときにいる。
常に第2、3の案を持ち、事に臨む。
ミスがない。
揺るがない専門性を持つ。
自分の周囲も共に高めようとする。
結果:最高の仕事人
治療法:
・回避フォーカスは、スロースターターだが、やることはしっかりしている。
大げさな励ましをせず、うまくいかないときは、それをただそのまま伝えるだけで
いい。
・何を得るかより、何を避けるべきかはっきりさせる。
・分析し、評価をしてもらう。
・じっくり仕事に取り組めるようにする。
・具体的な指示を与える。
・決断の際にはマイナス面を重視させる。
7と8は特に治療といった問題点はありません。
ただその特徴を活かす環境さえ整えていれば、自ずと力を発揮できるからです。
全てに共通するのは
”成長マインドセット”がいずれも治療薬になる
ということ。
他人に評価される、何かを得ること、結果を出すことが全てだと思っている
硬直(証明)マインドセットの人は
必ず、落ちていく傾向があるということです。
能力も、才能も、頭の良さも、性格も、すべて、
努力すれば進化、成長するということ
を忘れないでください。
成長マインドの人も、誰かに評価されればうれしいし、賞賛を浴びたり、何かを得ることにはうれしさがあります。
が、それを成功とは呼んでいない、人生の全てだとは考えていないということです。
7の新星が良い例で、成長マインドでも、結果を出すことでモチベーションを保っている人もいるのです。
結果を出すことが自分を奮い立たせるが、自らの成長を重点的に置いている。
では、成長マインドセットにはどうしたら変えられるのでしょう?
続きは次回。