自分自身のタイプを知ることで目標を達成する 前編
以前書いた記事に登場した、
コロンビア大学のハイディ教授。
彼女の研究で成功している人の特徴が科学的に分析されています。
その中でおもしろいものがあります。
それはいかに自分のモチベーションを保つかということ。
”新しいことを始めることが苦痛だ。”
”始めるときは燃えるが、だんだん燃え尽きてくる”
”やる気をあげるには?”
”やる気のない人をやる気にさせるには?”
こういったことはみなさん誰でも心当たりがあるでしょう。
彼女は ”人は大体8つのタイプに分けられる”
としています。
1.中二病
2.うざいやつ
3.臆病者
4.退屈な人
5.やる気の空回り
6.まじめな見習い
7.新星
8.熟練の匠
自分がこれらのどれに分類するかは
まず自分がどんな考え方で、どんな行動をしているかを
知らなくてはいけません。
以前の記事で書いた、キャロル教授のマインドセット。
詳しくは下のLinkから見れます。
つまり成長マインドか、証明マインドか?
これに加え、ハイディ教授は自分が、
・獲得フォーカスか、
・回避フォーカス、
このどちらの傾向があるかを知る必要があるとしています。
獲得フォーカスとは...
・高いレベルの仕事とは、達成と獲得である。
・チャンスを見逃さず、最大の利益を得ること。
・やる気は情熱、成功すればするほどやる気が上昇。
・逆に自分の能力に疑問が出ると、調子が悪くなる。
・多くの事に手を出す。
・仕事を先延ばしにする。
・抽象的な考えで、具体的な”回避フォーカス”の人を
怖がり
と言って理解できない。
・スピード重視。
回避フォーカスとは...
・高いレベルの仕事とは、安定感と信頼性である。
・危機を回避すること、責任を全うすること、義務感を感じている事を全うすること。
・やる気は自衛的。
・いつもどこかに危険はないかと探っている。
・批判や、否定を気にしている。
・逆に大きな賞賛や、過大な信頼がプレッシャーになり、やる気が下がる。
・1つの事をやり遂げるまでやる。
・最初から時間を見積り、期限を守る。
・具体的な考えで、抽象的な”獲得フォーカス”の人を
地に足がついていない
と言って理解できない。
・正確さ重視。
もっと特徴はありますが、一例はこんなところです。
マインドセットと同じく、ある分野ではこっち、こちらの分野ではこちらと
別れる場合があるでしょう。
では、自分が目標にしているものに対して、比較的どちらの傾向があるか
を照らしてみると大体当てはまります。
あなたはどのタイプですか?
タイプ別の分類、答え、どのような改善法があるかは
次の記事で書きます。
興味あれば、ぜひご覧ください。