文化の違いって簡単に言うけど、それって脳機能の違いでは?
スポーツ観戦は好きな方なので、たまに見たりします。
たまたまサッカーの試合を見ていてふと思ったのですが、
海外で活動している人と日本のみで活動している人って
やっぱり合わない?と。
サッカーではよく海外に選手を送り込んで、
そこで活躍させて、日本代表として選ばれることが多いです。
その日本代表として収集されたチームで試合をしているのをたまに見るのですが、
歴代、どの選手もなんだかかみ合わない雰囲気がどこかある気がします。
僕も実際にアメリカに住んで感じましたが、
最初の1,2年は日本人の感覚のまま、他国にいるのです。
だから、他国の欠点や、理解できないところが目立つのです。
しかし、3年目から徐々に変わっていきます。
逆にアメリカの良いところが見えてきて、
日本のダメなところ、直せばいいのに、というようなところが見えてきます。
さらにそれから先は、どんどんその国の人の考え、思想、価値観、
こう言われたらこう言う、これにはこう反応する。
対応、行動の仕方、仕草、やり方、
そう、つまり脳の構造がそれに作り替えられていくのです。
シナプスがつながる。
つまり反射神経と一般的には言われる造語で、正しくはシナプスと呼びます。
(目の前で手を叩かれたら、目を閉じてしまうようなもの)
そんな感覚になるので、日本のそれが理解できなくなるのです。
おそらく、海外にそれなりに住み、その暮らしに浸った人と、そうでない人には、
その差が大きく現れるのではないでしょうか?
あの試合の中での違和感、そうと言われるととても納得がいくものです。
もちろん、異国同士の結婚もあるし、馬が合う人は馬が合うのでしょう。
しかし、僕が言っているのはその頻度、
ポイントで見るのではなく、
物体を360℃、全体から見て、客観的、総合的に見たときの見解です。
脳機能は前々から言っているように、
本人の自覚次第で、より良くもなるし、より悪くもなる。
この 違い を単なる 文化の違い などでしめくくるような人は
おそらく脳機能が弱まり、変化に対応できないのでしょう。