J_Uの日記

芸術とその価値観などについてです。

”人間の質”をあげる方法

アメリカで1日に何百人という人を見て、その人間性、言動を

 

約3年間、調査していた時期がありました。

 

カリフォルニア州、ロサンゼルスはアメリカであって、アメリカではない

 

LA出身のアメリカ人なんているのか?

 

という言葉が映画で出てくるほど、他民族の街です。

 

色んな国の人種が住んでいます。

 

約半分はメキシカンです。

 

純粋なアメリカ人を含め、

 

アフリカ系黒人、アジア、東南アジア、中東、南米、ヨーロッパ各地、

 

世界中から人が集まっています。

 

僕の人間観察の調査にはもってこいの土地でした。

 

 

そんなこともあって、人を見る ということに関してかなりシビアになっています。

 

ふとした言動から人の本質を探ることが可能です。

 

言葉ひとつひとつから、

 

行動、気品、思想、知性、価値観など

 

さまざまな観点から人を判断できます。

 

しかし、結論から言うと、人が人を判断することなど決してできないし、

 

計りきれるものではありません。

 

ですから、例えば気に障る人がいても、

 

その人に文句をただいうだけではなく、

 

自分がそうではないように努力する。

 

自分を高めることに全力を注いだほうが健全で、利口で、合理的かつ賢い選択です。

 

人はそういう目で人を見ているということを前提にしておけば、

 

自分の質をあげることは人生にとってと言えるでしょう。

 

 

では、どのように質をあげるのか?

 

子どものころから英才教育を受けていなくても、今からでも可能です。

 

主な点は以下です。

 

1.運動

 

2.瞑想

 

3.食べ物

 

4.会話

 

5.多文化交流 

 

 

 

1.運動

これは前に

誰でも簡単にできる、自分を変える方法 - J_Uの日記

でも述べたとおり、人間が人間として生きていくために必要不可欠です。

 

効果

血液の循環が良くなり、脳機能を高め、知性をあげる。

精神力を高め、欲を抑制する効果がある。

知性があがれば、仕事、趣味、人生におけるさまざまなことで

成功する可能性が生まれます。

自分自身をコントロールすることができるので、質をあげる ということに関して

重要なものの1つです。

 

 

2.瞑想

 

効果

精神力を高め、自己コントロール能力を強化。

自分の内面や雑念と向き合い、

怒り、妬み、悲しみ、恨みなどのネガティブな感情を抑え込みます。

 

実際の研究では、

これを続けたグループとそうではないグループで、比較し、

”人生がより良くなった””という人が多数いるのが、瞑想をしたグループです。

 

収入が増えた、

集中力が高まり、仕事などに成果が出やすくなった、

それまで抱えていた問題が解決した など、さまざまな効果が見られます。

 

3.食べ物

 

効果

人を形成する基礎のものです。

これによって人間の持つ知性、品性、オーラ、外見、内面ほぼ90%が作られています。

 

腸は第2の脳と呼ばれ、腸を改善することで、脳機能も良くなり、

そして人間の質が決まります。

 

訓練すれば、人の顔を見ただけで、その人の食生活からなる、知性、人間性

だいたい判断できます。

 

残念なことに、

世の中で市販されている安い食品は、約9割、

 

ジャンクフード、揚げ物、加工食品、カップラーメン、インスタント食品、化学添加物

得体の知れない物質です。

 

これらの食品が人間の脳機能、腸内、精神面に及ぼす結果は科学的に証明されています。

 

まず脳機能を低下させ、知性を下げます。

精神的にもろくなり、ちょっとしたことで気分、感情の起伏が激しくなります。

 

今世間を騒がしている あおり運転 はこれと

スマートフォン、パソコン、Video Gameの触りすぎによる

脳機能の低下が大体の原因です。

 

 

4.会話

 

効果

 

コミュニケーションをとるというのは、人間だけでなく、生物学的にも絶対的なものです。

 

会話をする ということで、実際知性があがる ということも論文で発表されています。

 

さらに、

 

5. 多文化交流

 

に繋がりますが、知っている人だけではなく、

知らない人、

異文化の人、

多国籍かつ、母国語以外でコミュニケーションをとるということは絶大的に知性の向上を促します。

 

さらにそれによる価値観、考え方の拡大、

意見を交わし、議論する。

 

考える ということができ、

人としての能力値、質、ただようオーラなどが違ってきます。

 

井の中の蛙 という言葉どおり、同じ類の、同じ種類の会話、同じ場所の固まった

世界では、脳に刺激がなく、どんどん悪化、低下していくだけです。

 

養老孟子の”バカの壁とも言えます。

 

自分自身で自分の居場所、可能性、世界を作り上げ、そこの中でしか生きられない

生物に成り下がっているのです。

 

 

要は、

毎日運動、瞑想をする時間を決め、

食べ物に注意し、

どんどん人と会話をして、

たまには異文化だけでなく、いろいろなことに好奇心を持ちましょう。

 

ということです。

 

 

 

まとめ

これほど、脳機能 が良くなる、悪くなると何度も言っていますが、

 

どれだけ大事なことなの? って思う方もいるでしょう。

 

はっきりいって、想像している10000倍以上大事なことです。

 

なぜなら、脳=人間 といってもいいくらいですから。

 

 

これを軽んじて、意識せず、

 

”どうせ自分は頭が良くない”

 

”あの人は頭がいいから…” とか、悲観的になることはありません。

 

こういった小さなことを積み重ねて、徐々に改善することで、結果が変わります。

 

人間突然ガラッと変化することはできません。

 

ほとんどの人がそれを望み、願い、そうなることを期待していますが、

 

科学的にありえません。

(映画、マンガ、ゲームの世界にひたりすぎによる影響です。)

 

現実は人にできるのは小さな事を習慣づけてコツコツ努力し、変化することだけです。

 

しかし、結果は5年後、10年後、20年後の未来、

 

やっていた人とやらなかった人で大きな差が生まれるのです。

 

それを見て、人は

 

”あの人はできる人、頭のいい人、才能がある人”

 

などと、自分がやらなかったことを棚にあげて、勝手なことを言うのです。

 

そう、誰でも簡単にできます。

 

ぜひ、今からでもやりましょう。