J_Uの日記

芸術とその価値観などについてです。

Drum Lesson

J.Uです。

 

YouTubeで少しだけ、僕のドラム知識の基礎部分だけを公開しました。

 

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18歳で大学進学し、そこでドラムを始め、アメリカに渡り、音楽を本格的にすることになったのですが、当時は音楽大学への進学をするつもりでした。

 

しかし、師の言葉を聞き、考えが変わりました。

 

「芸術は学校で教わるものではない。」

 

これだけ聞くと、芸術学校とは意味のないもの、

学校を否定した言葉に聞こえるかもしれません。

 

しかしそうではありません。

これにはもっと深い意味があります。

 

芸術だけに限ったことではありません。

 

そもそも学校とは”学び”を得る場です。

そしてこの”学び”は他人が勝手に与えてくれるものではありません。

 

自らが学ぼうと意識することで、それは得られます。

 

~有名大学へ進学すれば安泰?

あの名門、~専門学校だから将来は有望で、約束される?

 

そんなことは決してありません。

 

有名大学を出ても、上位数%の人しか優秀ではなく、大半の人はその”肩書”だけが残り、学校へ行っていない人と同じ土俵に立っています。

さらには、学校へ行かなくても、結果を残している人もたくさんいます。

 

もちろん、学校へ行かないよりも、行ったほうがマシです。

 

これは確実に言えます。

 

しかし、学校で学べることは、自力でも学ぶことはできるのです。

 

学校とはただ単に、それをたやすく、短期間で習得できる手助けをしているにすぎません。

 

学校へ行っても、学ぶ気のないものは何にもなりません。

 

アメリカの大学は入るのは簡単です。

誰でも受け入れます。

しかし、卒業するのは難しいのです。

なぜなら、本当に勉強した人でなければ、卒業証書は渡さないからです。

 

日本の場合はなぜか、入る時に必死にほぼ暗記問題のテストをして、それが終わると、ほぼ遊んでいても卒業できます。

 

それでは結局またスタートに戻る、もしくは劣化状態の人物ができて終了です。

 

学校が何かしてくれる。

他人が何かをしてくれる。

環境が何かを与えてくれる。

 

と考えている人は名門学校を出ても、何も結果はあらわれないでしょう。

 

常に自分を向上させ、そのための努力を惜しまず、日々進化を求めているものは、そこにすでに学校が存在しているのです。

 

 

 

これらを聞いて僕は、学校へ行って何を学び、したいのか?

それは本当に学校へ行かなくてはいけないのか?

まず、多額の資金を無駄にする前に、自分ひとりでやってみることもできるんじゃないか?

 

そう考えるようになりました。

 

大学へはいつでもいけます。

50歳、60歳、70歳になっても、現役で毎日ジムに通い、大学で勉強しているアメリカ人もたくさんいます。

 

本当に必要になったらその時に行けばそれでいいのです。

 

最初から何かに頼るのではなく、まず自分でやってみよう。

 

そんなことも考えずに、ただなんとなく大学へ進学したことはとてももったいない時間たと今では思います。

 

もちろん、そのおかげで音楽を始められたし、アメリカへ行けたし、それを知ることもできた。

 

ので、これからの話です。

日々、常に自分を成長させてくれるものがたくさん転がっています。

 

これらをひとつひとつ丁寧に摘んでいきましょう。

 

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