J_Uの日記

芸術とその価値観などについてです。

悩み、苦しみを未来の生きる力に変える

僕は生まれた頃から、家族に障害者が2人いました。

 

1人はてんかん、知脳障害。(年が3つ上の兄。)

 

1人は統合失調症。(父親系列のおば。)

 

もちろん子供の頃はそんなこととは知らず、

 

普通の人間と見てきて、対応していました。

 

しかし、周りの目はそうではありません。

 

ごく普通の、一般と呼ばれる人とは違うとされているらしく、

 

てんかんの兄はいじめを受けていました。

 

 

一言に障害と言っても、いろんなものがあるので、

具体的にどんな症状があるのか説明します。

 

てんかんの発作とは、

急にけいれんを起こし、倒れこんだり、気持ちが悪くなったりするものです。

それがいつ、どのタイミングで起こるかなどは本人も予測がつかず、

他人以上に、本人が苦しむ、嫌な症状です。

 

さらに知脳障害も少しあり、学習機能が乏しいので、言動が幼少期のままです。

 

 

統合失調症とは、精神病の一種です。

気分の浮き沈みが激しく、妄想癖があります。

急に怒鳴り散らたり、暴れたり、ドアをバンッと閉めたり。

 

と思えば、そのあと気持ち悪いくらいニコニコしていたり。

 

言われている人は何に対して言われているのかわかりません。

全て、本人の妄想から来ている出来事なので、なにも伝わらないのです。

 

自殺未遂、タンスに魔物が住んでいる、

お金はあるだけ使い、知らない人に借金してまでも欲求を満たしたい。

自分は悪くない、全て人のせい。

 

これらは僕が大人になってからわかったことで、

 

子どもの頃はなんで怒っているのかわからず、

 

”もしかしたら、僕が母親に甘えているところを見られたから怒っているんじゃ?”

 

と思い、本人のいる前で甘えることをやめたり、

 

おばの機嫌をとるために笑わせようとしていたりしていました。

 

 

 

周りの反応はその家族や、僕へ対しても少なからず影響を及ぼしていたと感じます。

 

”あの障害者の家族だ” と。

 

そんな2人がいつも家にいるので、友達を家には呼びたくありませんでした。

 

統合失調の症状が出て、友達に何か言うんじゃないか?

 

それを目の当たりにした友達は傷つき、その家族にそれを伝え、

 

僕の家族はそんな目で見られるのではないか?

 

 

そんなことを気にしたり、

 

おばのご機嫌をとったりして、

 

幼少期から僕には白髪が生え、ものすごいストレスを抱えていました。

 

結果、友達は僕の周りにはいませんでした。

 

 

しかし、だんだん年齢を重ねることにより、

 

僕自身も周りと同じ目で彼らを見ているのではないか?と気づきます。

 

早く家を出たかった僕は、大学に入ると同時に一人暮らしをしました。

 

1人で考えたり、そこで出会う人たちと交流したりする中、

 

僕は疑問に思います。

 

友達がいないのはそれが原因?と。

 

 

もちろん、障害者に対する周りの目はあります。

 

しかし、自分もその低俗な人間と同じではないか?と。

 

 

そんな自分を変えるためにも、大学当時始めた音楽を極めたく、

 

アメリカに単身留学することを決めました。

 

 

そこで僕の仮説は証明されました。

 

 

友達がいなかった。

自分に自信がなかった。

ツライ過去があるとか、云々とか、

全部その2人のせいにして、自分はそこから逃げていた。

 

 

そして、人の心を知るために、心理学に興味を持ち、少しずつ勉強し、

 

得意分野である音楽が人の心にどんな影響を及ぼすかも知ることができました。

 

 

どんな方でも、子供も大人も悩み、苦しみを大小問わず持っています。

 

 

この環境に生まれた僕がすべきことは、

 

そんな状況になった人のストレスを少しでも解消できる音楽を作ること。

 

今まで経験したものや、特技をさらに磨き、

 

それを最大限に活かし、社会にどう貢献するか。

 

やっぱり、人が笑っている顔ってすばらしいです

 

 

これからもどんどんそんな音楽を作っていきたい。

 

下記は僕の配信している曲です。

 

興味あれば聴いてみてください。

 

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