J_Uの日記

芸術とその価値観などについてです。

マインドセットから学ぶ行動の変え方

前回から語っているマインドセットについて。

 

今回は自分の体験談を書き、終幕とします。

 

気になる方は最初からどうぞ。下のリンクから見られます。

 

たった今、この瞬間から!あなたの人生を大きく変えるマインドセット - J_Uの日記

 

続編、マインドセットを変えるには? - J_Uの日記

 

マインドセットが科学的現実である理由 - J_Uの日記

 

マインドセットからわかる人の特徴とその行く末… - J_Uの日記

 

マインドセットについての質疑応答 - J_Uの日記

 

マインドセットのあなたの私生活に及ぶ影響 - J_Uの日記

 

 

僕は個人でひっそりと曲を作り、ネットで配信しています。

 

一時期は事務所に所属していたこともあるのですが、やはり 仕事をする ということを、会社や、事務所、レーベルに所属してやるということにとても疑問を感じます。

 

大学を卒業して、アメリカに渡る決意をした、あの時に感じた直観は正しかったのだと

 

今では強く思います。

 

 

さて、そんな僕が悩まされるのは、どんな芸術家でも同じように悩む、

 

作品のアイデアです。

 

1.新しいものを作る。

 

2.革新的だと思う。

 

3.でも、どこかで見たこと、聴いたこと、前に同じようなものはなかったか?

 これは良い物か?と不安になる。

 

4.新しいものとはなんだ?とドツボにはまる。

 

おおざっぱに言うとこのような考えのループです。

 

 

オリジナル という概念を研究した心理学者の アダム・グラント

 

彼の研究結果で同じことを述べています。

 

 

そこで、ぼくが考えた対策法をご紹介します。

 

 

アダムはオリジナルに関してこのようなデータを証明しています。

 

 

・オリジナルを作った、俗に天才と呼ばれる人のほとんどの作品は失敗作である。

 

・数千、数万あるうちのアイデアの内、世で本当に評価されている作品は、

 片方の手に収まる数である。

 

・オリジナル作品を作りたいのであれば、質より、量である。

 

 

そう、つまりどんどんアイデアを出しまくり、作りまくること。

 

それこそが解決策です。

 

 

大体の人が陥るのは、質にこだわることです。

 

これを最初から気にしてしまい、アイデアを出すスピードが減る。

 

1つのアイデアを洗練するのに時間と労力を使い果たしてしまうのです。

 

 

モーツァルトは生涯のうち600曲以上の作品を作りました。

そのうちみなさんが代表的に、有名に、評価されていて、知っているのは何曲ですか?

 

ピカソは絵画1800以上、1200以上の彫刻、2800以上の陶芸、12000以上のデッサン、

版画、ラグ、タペストリー。

みなさんどれだけ彼の作品を知っていますか?

 

アインシュタインは物理学に変革をもたらしましたが、

284の出版物の多くの影響が小さかったことはあまり知られていません。

 

とにかく大量に創作すること。

 

これがオリジナルを作ることなのです。

 

その量が多ければ多いほど、オリジナリティを発揮できるということです。

 

 

 

そして、マインドセットを思い出してください。

 

上手くいかないこと、

 

他人の評価が低い作品を作ったこと、などは、失敗ではあるが、

 

それより多く繰り返したものが、1つの最高のものを作り上げることができる。

 

 

失敗は恥ずかしいことでも、落ち込むようなことでも、自分がダメだとおもう証拠でもありません。

 

次のための、ただの材料として生まれた作品のかけらなだけです。