人類が生き残るために 今できること

アメリカで師に出会い、一番衝撃的だった学びが、

今、日本はやばい　ということ。

学校のテストで点数を取るためだけの暗記法。

身にならない英語教育。

世界的に見ても、圧倒的な学力低下。

そんな日本の学校で作り出しているロボットは、

自ら考えて行動せず、

主張することを文句を言うことと、はき違え、

言われたことに疑問も持たず、死ぬまで、ただただやり続けるだけのゾンビ状態。

仕事という概念がどんどん変化している現代、

以前までは充実していたものは失う方向へ向かっていきます。

Amazonが2016年に従業員向けにオープンした　Amazon Go。

これは無人スーパーマーケット、コンビニとなる店舗です。

AI（人工知能）で管理され、店にはレジがありません。

スマートフォンで決済されます。

ですから、レジで待つとか、決済間違いという点は限りなく0に近いです。

店にはカメラが付いており、

客の行動を全てチェックしています。

さらにすごいのは、チェックだけでなく、

客の好み、

なぜその商品を手にしたのか、

またはなぜ、それを買うのをやめたのか、

どんな購入傾向があるのか、

など、ネットでAmazonを使う方はご存知かと思いますが、

それと同様の分析をAIが行います。（下手な従業員よりは優れているでしょう）

シアトルに１号店をオープン、

最近、サンフランシスコに２号店をオープンしました。

ニューヨークに本拠地を置く、

アメリカのビジネス、技術ニュースのウェブサイト、ビジネスインサイダーは、

この２年の間には２０店舗は増えるだろうと予測しています。

車の自動運転、

Facebookの銀行化、

AIの発達、

これらで懸念されているのは、人の仕事がなくなるということです。

このAmazon Goの出現により、

全世界のスーパーマーケット、コンビニのレジをする人は仕事を失います。

日本の歴史は、アメリカの歴史の５年から１０年遅れていると言います。

しかし、早かれ遅かれ、日本もその方向へ進んでいきます。

僕の師は、まだそんなことを世間で言われていない時期から、

僕らに教えてくれました。

そして、こんな状況になっている今、私たちがやるべきことは大きく2つあります。

人間が生き残るために必要なこと。

それはクリエイティヴィティ・オリジナルズ（創造性、創造力、想像力）

と

コミュニケーション能力です。

AIがどれだけ発達しても、この２点を人レベルまで向上できるのには

まだまだ時間がかかります。

GAFA（アメリカを本拠地に置く、４大IT企業、Google, Amazon, Facebook, Apple）

をはじめとした企業の創業者たちに一貫して通じているもの。

それはクリエイティヴィティ、オリジナルズです。

既存のものを疑い、今までないものを作り出す力。

そして、コミュニケーション能力。

アメリカの高校、大学ではコミュニケイトする授業が必須科目です。

義務教育の段階から、家庭内でのコミュニケーション、

会社などでの関係、

夫婦関係、友人など、

様々なケースでのコミュニケーション能力を高めています。

一方、日本はどうでしょう？

答えは明白です。

だから今、日本はとても危機的状況にあると言えます。

１０年後、２０年後、

別に命を奪われるとか、生命の危機にあるとかまでは言いませんが、

人として生きるということはどういうことで、

これから私たちは何を成すべきか、

考えたとき、やるべきことは決まってくるのではないでしょうか？