科学的に証明された、”仕事への取組み傾向” 診断
あなたが今使っているネットブラウザはなんですか?
Windowsなら、
Enternet Explorer(インターネットエクスプローラー)、
FireFox(ファイアフォックス)。
Macなら
Safari(サファリ)、
経済学者のマイケル・ハウスマンは
顧客サービス係、銀行、航空会社、携帯電話会社で、
顧客に電話対応する30000人以上の従業員データから、
その仕事への取り組みかたを研究しました。
すると面白い結果が出ました。
一見、どのブラウザを使うかなど、好みの問題で、何の関連性もないかのように
思われます。
FireFox,Chromeを使っている人たちは、Explorer,Safariを使っている人たちよりも、
15%長く同じ職に勤務していたのです。
さらに欠勤率。
同じく、
FireFox,Chromeを使っている人たちは、Explorer,Safariを使っている人たちよりも
19%欠勤率が低かったのです。
次は業績です。
売上、顧客満足度、平均通話時間に関しての300万件近いデータから分析しています。
すごい研究チームですね。
売り上げが高く、
通話時間が短く、
顧客満足度が高いという結果。
さらに、Explorer,Safariユーザーが120日かけてたどり着いた顧客満足度に、
FireFox,Chromeユーザーは、職についてから90日で到達しています。
なぜ、FireFox,Chromeユーザーは、Explorer,Safariユーザーよりも優れているのか?
明らかなのは、
FireFox,Chromeユーザーはテクノロジーに詳しいのだろうというものでしたが、
従業員のコンピューターの適性テストで、
知識の差には目立って高いということはありませんでした。
重要だったのは、ブラウザを”どのように”入手したか。でした。
Explorer,Safariはあらかじめ、コンピューターにインストールされています。
FireFox,Chromeは少し頭を使って、別のブラウザをダウンロードしなければいけない。
つまり、
”今あるもの”をそのまま使うのではなく、
みずから行動を起こして、よりよい選択肢がないかを探し求める。
この自発的な行動がどれほど小さいとしても、職場での行動を決定づけるヒントになるというのです。
Explorer,Safariユーザーは、営業の電話ではマニュアル通りに会話し、
苦情の電話にも、決まった手順で対応していた。
会社から提示された業務内容を固定したものと捉え、
仕事に不満を感じると欠勤するようになり、ついには離職する。
FireFox,Chromeユーザーは、仕事に対するアプローチが違っていた。
商品を売ったり、顧客の疑問点に対応したりする
新しい方法を常に探し、
気に入らない状況があれば、それを修正していた。
自発的に環境を改善するのだから、離職する必要はないし、
自分好みに職を作り出せるのです。
こういった小さな事がとても重要な決め手になります。
先述したとおりにも、クリエイトする、創造性は過去、現在、問わず、
むしろ、これからの未来には欠かせないものになります。
ぜひ、あなたやその周りの人はどのタイプか、診断してみてはいかがでしょう?