J_Uの日記

芸術とその価値観などについてです。

質より量

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J.Uです。

 

物を作っている僕にはよく耳にする言葉があります。

 

「たくさん作れるけど、質がねぇ…。」

「うちは質にこだわっているんです!他とは違います!」

 

たいていの人は、質にとてもこだわっているのではないでしょうか?

 

まず、この”こだわり”という言葉はさも良いように聞こえますが、

 

実はこれは自分の中で壁を作っている原因です。

 

そうしなくてはいけない。

そうあるべきだ。

それ以外はできない。

 

などと、あるカテゴリーを作り出して、その中で何事も成そうとしている。

 

他の選択肢が無数にあることすら気づかない。

 

幅、奥深さがない。

 

物事をあらゆる視点から見ることができなくなります。

 

 

ある大学教授の論文に0から1を生み出す人の特徴として挙げられているものがあります。

 

それは

 

”量”を誰よりも生み出していた 

 

ということです。

 

 

これは何を重点的に取るか、目的が何によるかですが、

 

新しいこと、ものを生み出した人は世間一般で言う”天才”ではなく、

 

優れたアイデアを出せる人だから、でもない。

 

その生み出した”量”が圧倒的に人よりも多い

 

ということです。

 

ですから、失敗の数も凡人の比ではありません。

 

先述の記事にも言いましたが、

 

彼らは失敗したほうが、やらないよりもマシということを知っているんです。

 

 

やはり最初から1発でできたらそれを人は”天才”と呼ぶでしょう。

 

しかし現実、そんな人はいません。

 

周りにはそう見えただけです。

 

モーツァルトも音楽の訓練、勉強、作曲にはかなり時間と苦労を重ねました。

 

質は量を増やしていくうちに、自然と上がっていきます。

 

みなさんも何かに特化したいならば、

 

まずは”やる量”を考えてみてはいかがでしょうか。

 

それでは。

https://www.youtube.com/watch?v=U9oRgbCRuV4