J_Uの日記

芸術とその価値観などについてです。

科学で証明された ”やればできる!!” の心理

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突然ですが、あなたはどちらの思考パターンに近いですか?

 

A. 人の能力は固定的で、生まれつき決まっている。

  できる人はできる、できない人はできない。

  もしくは自分はあの人のように上手くできない。

  あの人は自分よりもできない。

  

  才能、頭の良さ、運動能力などは生まれつき決まっている。

 

B. 人の能力、才能、頭の良さ、運動神経、気質、適性は一人ひとり異なるが、

  努力次第で大きく伸びることができる。

  遺伝子などで生まれ持った得意分野などはあるが、

  例え最初は劣っていたとしても、誰でも努力をして成長することができる。

 

Stanford University(スタンフォード大学) 心理学教授

Carol S. Dweck(キャロル・ドゥエック)によると

 

人間の心理には2つの信念があるという。

 

AはFixed Mindsets つまり 硬直型思考

 

BはGrowth Mindsets 成長型思考。 

 

 

 

Fixed Mindsets 硬直型思考とは何でも完璧にできなくてはいけない。

周りに評価される、地位、名誉、名声、富を与えられることが自分にとっての成功。

 

それがなければ全て失敗とみなす。努力などもってのほか。

 

能力は生まれつき決まっていて、努力しなくても、できるやつはできる。

できないやつはできない。

 

逆に、周りに認められないことになると、かなり打たれ弱い

というより、それが硬直型の全てであり、それ以外には意味がないとみなしている。

 

成功の後にはあぐらをかきやすく、できない人には冷たい目でさげすんだり、

見下す傾向がある。

 

逆に、”自分はできない”と決めつけ、他人はできる、すごい人だと思っている人も

硬直型である。

 

 

 

Growth Mindsets 成長型思考は人は努力で能力は進化し、常に学びの連続であるという考えの人。

 

より難しい困難にぶち当たっても、それを自分を成長させてくれるものだと思い、

 

積極的にチャレンジしていく。

 

困難を楽しんでいる。

 

彼らにとっての成功は、日々の自分や他人の成長であり、

 

周りの評価、成果には関心がない。

 

硬直型の失敗は、彼らにとって失敗ではなく、自分を高めてくれる出来事と認識している。

 

 

どんな人にも、どちらの要素も備わっている。

 

例えば、知力、勉学などに関しては自分はできないと思っている人(硬直型)

は、運動面、スポーツ、芸術面などでは成長型だったり。

 

単なる思想、精神の問題ではなく、科学的根拠のある事実です。

 

この思考パターンは自分だけでなく、他人にも浸透でき、

 

子育てにも影響するという。

 

自分はどちらのパターンか、診断してみるのもいいでしょう。

 

ちなみにどちらか、向かいたい方向に向かうことが可能です。

 

もし、今まで何かに対して、コンプレックス、劣等感を持っている人がいれば、

 

これを変えることで見違える結果になるかもしれません。

 

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