J_Uの日記

芸術とその価値観などについてです。

人前で話すのが苦手…。人と接するのが嫌…。安心してください。対処方法がありますから。

人前で話すことは誰でも緊張するものです。

 

上手く話そうとか、

ちゃんと伝えられるかな?とか、

言いたいことを全部言えているかな?とか、

 

いろんなことを考えて、体がどんどんこわばっていく。

 

結果、実力の半分も出せずに落ち込んだりなんて経験ありませんか?

 

大勢の場合だと慣れていない人はそれが顕著に出ます。

 

人前でなくても、たった1人の人を相手にすることさえ、

 

動揺して、上手く話すことができない人もおられるかと思います。

 

 

”あの人はなんであんなに上手くしゃべられるんだろう?”

 

”あんな風になれたら…。”

 

”どうせ自分はできない…。”

 

 

大丈夫。

 

”人と話すこと”というのは技術。テクニック。道具のことです。

 

つまり、あなたはまだその使い方を知らないだけ。

 

イタリア製のビアレッティというものを知っていますか?

 

コーヒーを普段から好んで飲まない人には

 

その使い方、存在すら知らない人がいるのでは?

 

それと同じです。

 

使い方を知れば、誰でも使えるようになるんです。

 

 

コミュニケーション能力とは、

 

筋肉と同じで、使えば使うほど、鍛えられ、成長していきます。

 

脳も同じです。

 

逆に、使わなければ衰えていきます。

 

幼い頃は、誰かれ構わず、積極的に明るく話せた子でも、

 

大人になるにつれて、引っ込み思案になっちゃった方もいるのでは?

 

僕がドラムを始めて、16年間ドラムをしていて、

 

それを極めるためにアメリカに留学しました。

 

作曲を独学で覚え、それを合わせて活動をしている今でも、

 

音楽にはまだまだ未知な領域があります。

 

それは、ドラムが人の脳にもたらす効果です。

 

様々な研究者がそれを証明しています。

(参考文献は一番下にあります。)

 

ドラムは、リズムを音に合わせてとることは、

以下の効果があります。

 

・言語能力を司る脳の部位への刺激

・リスニングの強化

・語彙力向上

・精神的な免疫力増加(心配、不安、ストレスなど)

 

本来は他にも様々あるのですが、

 

今回はコミュニケーション能力を重点的にご説明します。

 

まず、人の目を見て話す必要はありません。

 

慣れてくれば、自然にできるようになります。

 

内向的な方というのは、コミュニケーション能力が人よりも高い可能性があります。

 

人1倍、人の考えていることを気にしたり、

 

自分の言動により、人がどう感じるかを常に考えていて、

 

発言をすることに躊躇してしまうんです。

 

そこに意識するよりも、相手が何を望んでいるか、

 

何をすれば喜んでくれるか、

 

あなたのその思いやりを発信すること(アウトプット)が大事です。

 

ですから、普段からアウトプットの練習をすることをオススメします。

 

最初から人に対して話す必要はありません。

 

何かモノでもいいし、ペットでもいいし、

 

話しやすい人がいればその人でも大丈夫。

 

自分の思い、感情を人に伝える訓練。

 

相手が何を思っているのかを聞く訓練。

 

そして、それを伝える訓練。

 

日本の方は比較的このアウトプットが苦手です。

 

英語のTOEFLでも、Speaking, Writingのスキルが苦手な人が多いです。

 

普段から感情を内に秘めることを美徳と考える

 

日本人ならではの文化と言えます。

 

しかし、これを鍛えることは

 

生きる上でとても重要で、必要な能力です。

 

 

さて、ここで、その練習に入る前に、

 

基礎的な能力を底上げする技術をお教えします。

 

こちらの動画を見てみてください。

 

www.youtube.com

 

音楽に興味なくても、

 

ドラムなんてやったことない!もっとできない!

 

と思ってる方も大丈夫。

 

習慣がないだけの話。

1日1分でも、練習すれば効果ありますから。

 

ぜひ、お試しください。

 

チューリッヒ大学 心理学者 Lutz Jancke
参考文献: 楽器演奏は脳の形成を促進する
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC2948283/

ハーバード大学 神経学者 Gottfried Schlaug
参考文献: 楽器演奏で子供の脳と認知能力を発達させる効果
https://www.musicianbrain.com/papers/Schlaug_Music_Child_Brain_NYAS2005.pdf

・南フロリダ大学 音楽教育学教授 Jennifer Bugos
参考文献: 楽器演奏が60歳~80歳の人に与えた、脳への効果
https://clinicaltrials.gov/ct2/show/NCT02564601

・ノース・ウェスタン大学 聴覚神経科学者 Nina Craus
参考文献: 楽器をすることが記憶力、聴覚、視覚を優れさせる
(45歳~65歳を対象に研究)
https://www.dailymail.co.uk/health/article-1386156/Forever-young-Why-musician-slow-effects-ageing.html

・ドラミングとあなたの脳と科学 Cornell Coley
https://www.youtube.com/watch?v=OYG2BrrzY54